バイクにかかる税金とはどんなものなのか、どのくらいかかるのかをご存じでしょうか。また、廃車にしたのに税金がかかった、というのはなぜなのかを詳しく解説します。
3月末までに廃車にしないと、バイクを廃車にしたにもかかわらず税金がかかってしまうことはご存じでしょうか。バイクにかかる税金は、排気量別軽自動車税といって毎年4月1日にバイクを保有していると課税されてしまいます。そのため、4月2日に廃車の手続きをしたとしても1年間分の税金を払わなくてはなりません。
バイクは排気量別にかかる税金が違うので、それぞれの金額を知っておきましょう。
●原付:2000円(91~125ccは2400円)
●軽二輪車:3600円
●二輪小型自動車:6000円
バイクにかかる重量税とは何なのか、ご存じでしょうか。実はバイクには、重量税と排気量別軽自動車税の2種類が加算されます。排気量別軽自動車税との違いや、どのくらいの金額がかかるのかなどを詳しく解説します。
重量税とは道路整備のためにかけられる税金であり、排気量別軽自動車税とは違って毎年かかるわけでもすべてのバイクが支払うわけでもありません。具体的には車検の時に支払う税金ですので、車検のないバイクは重量税が加算されません。ただし、126cc~250ccのバイクの場合は新車で購入したときのみ重量税が加算されます。軽二輪の場合は新車購入時のみ4900円、二輪小型自動車は登録からの年数ごとに1900円~2500円が加算されます。
例えば重量税が加算されてすぐに事情があってバイクを廃車にしたとしても、重量税は戻ってきません。基本的にバイクにかかる税金には還付制度がないため、いくら払ってすぐだからといっても返してはくれないのです。そのため廃車にするのであれば、排気量別軽自動車税や重量税を支払う前にするのがおすすめです。
4月1日時点でバイクを保有していると排気量別軽自動車税がかかってしまうため、廃車にするのは3月末までがおすすめです。5月や6月に廃車の手続きをしたのに税金の通知が来た、という人も多くいます。この場合はバイク自体はすでに所有していなくても4月には保有していたので、税金の通知は間違いではありません。税金は向こう1年分を支払う形になり、廃車にしたからといって月割計算で戻ってくるということはありません。そのため、廃車にする日付には十分注意しましょう。
バイクを配車した、というときにはどうすればいいのかご存じでしょうか。実は車と一緒でバイクを処分するのにも、お金がかかります。とはいえ中には無料で手続きをしてくれる業者もあります。余計な手間や面倒な手続き、いらない出費を抑えたいというときには、バイクの廃車手続きの相談を無料処分業者にするのがおすすめです。