バイクの廃車手続き方法は、市役所か陸運局に行くことです。この二つでは手続きできるバイクの種類が違うので、注意が必要です。また、バイクの処分方法はいくつかあります。お得な処分方法を探して、なるべく費用をかけることなく上手にバイクを処分しましょう。
125cc以下の原付バイクであれば市役所で、そのほかのバイクは陸運局で廃車の手続きが可能です。市役所か陸運局で必要な用紙を購入して、情報に間違いがないように書き込みます。窓口でナンバープレートを返納したら、必要な書類一式も提出しましょう。記入や書類などに不備がなければ、手続きは終了です。この時もらえる返納証明書は、大切に保管しておくようにしましょう。
二輪車リサイクルシステムが指定する窓口が、指定引取場所です。運搬業者に頼むとそれなりの費用が掛かりますが、自分で持ち込むと無料でリサイクルしてくれます。ただし回収対象の車両には指定があり、指定外の車両は回収してもらうことはできないため、気を付けてください。
バイクを廃棄二輪取扱店に、収集してもらうこともあります。指定引取場所への持ち込みが難しい、という人は依頼することが多くあります。
ヘルメットやグローブなどの備品は、不用品買い取り業者に引き取ってもらうのがおすすめです。自宅まで引き取りに来てくれる上に、必要ないものがあれば引き取って行ってくれます。見積もりを出す前に、バイクの買取ができるかどうかも聞いておくといいでしょう。
自宅まで来て無料でバイクを引き取ってもらえるため、急いでいる場合などは特に重宝します。
市役所の場合、原付バイクは無料、運輸支局で廃車手続きを行う軽二輪車も無料、小型二輪は350円です。
指定引取場所でバイクを処分したい、というときには持ち込む場合は無料でリサイクルしてもらうことができるでしょう。ただし運搬してもらう必要があるなら、運搬料金を支払う必要があります。運搬費用は業者や利用環境にもよるため、気になるなら事前に電話で聞いてみてください。
廃棄二輪取扱店とは、たいていのバイク販売店が加入しています。利用するとリサイクル手数料として数千円から1万円程度の料金が取られます。バイクの大きさや環境だけでなく、業者によっても料金は違ってくるので何社かに見積もりを取るといいでしょう。
不用品買取業者に依頼する場合はどの程度の買取額になるのかは、その時になってみないとわかりません。ただ廃車手続きは行わない事が多いので、業者に確認する必要があります。
バイク無料処分業者に引き取ってもらう場合は、全て無料での引き取りが可能です。
引取から廃車手続きまで全て無料ですので、壊れて動かないバイクなどを処分する場合はオススメです。
バイクの廃車手続き費用は、もっとも高いところでもそこまでかかるわけではありません。そのため費用が掛かるから、と廃車にすることをあきらめることはまずないでしょう。どこで手続きをするのが自分にとってもっともプラスになるのかを考えて、手続きの場所を選ぶようにしてください。