本コンテンツでは、バイクのカウルを処分する方法と、そもそもカウルを付ける理由や使われている素材、種類についてご紹介します。
この記事をお読みになることで、バイクのカウルを適切に処分する5つの方法が分かるようになります。
バイク好きの方の中には、より自分好みにカスタムされる方がいらっしゃいます。
例えばカウル交換をしたりカウル自体を加工するなど、バイクに自分好みのカスタムを施して楽しんでいるようですね。しかしその際に交換で不要となったカウルや、加工等でカウルの一部が余ってしまうことがあります。
カウルは使われている素材によっては一般的なゴミとして捨てることができない場合があるため、適切な方法で処分する必要があります。まず、バイクのカウルについてご理解いただいたうえで、5つの処分方法についてご紹介します。
バイクのカウルとは外装を覆う部品の総称です。主にフロントのハンドル周りを覆うアッパーカウル、サイド、エンジン周りを覆うサイドカウル、シート周辺を覆うシートカウル、テールランプ周辺のテールカウル、そしてタイヤ周辺を覆うフェンダーに大別されます。
カウルが無くても走行に支障はありませんが、カウルがあることでライディングのレベルを上げることに繋がります。
カウルの役割としては、ライダーに当たる走行風を遮り快適なライディングに繋げたり、前方からの空気をスムーズに後方に受け流し(空気抵抗を減らし)走行安定性やレースにおけるコンマ1秒以下の速さを得るのが主な役割です。また、ドレスアップカスタムとして好みのステッカーを貼り付けたり塗装するなどして個性的なバイクに仕上げるときにもカウルは活躍します。
カウルは主に合成樹脂で形成されています。合成樹脂とは数種類の樹脂や繊維を織り交ぜた複合材料であり、一種類の樹脂に比べて強度や耐腐食性を向上させた材料です。メーカー純正カウルに多いのがABS樹脂、社外カウルに多いのがFRPやカーボンです。ABS樹脂は比較的安価で成形しやすく大量生産に向いている特徴があり、耐衝撃性(強度)や耐腐食性(経年劣化や紫外線の影響を受けにくい)に優れています。社外カウルに多いFRPやカーボンは繊維強化プラスチックの総称であり、樹脂にガラス繊維を織り込み接着することで、金属に勝るほどの強度を持ちながら軽量に仕上げることが出来ます。軽量かつ高強度であることからレースの世界でもメジャーな素材となっています。
バイクを覆う面積や形状でカウルの種類が大別されます。面積の小さい順にご紹介します。
①ビキニカウル
主にヘッドライト周辺を覆うカウルです。フロントフォークに固定されますので、ハンドルと連動して動きます。
②ハーフカウル
バイクを真横から見た時に、エンジンの上半分だけを覆うようなカウルの総称です。デザインによってカウル面積はバラつきがありますが、エンジンの下半分が見えるような形状を指します。
③フルカウル
バイクを前後左右全て覆った形状のカウルです。レーシングバイクに多く用いられ、空気抵抗を低減させる効果があります。
カウルは面積が大きく形状が複雑な部品なので、カスタムや転倒等によってカウルが不要になったときに収納し辛くスペースを取るため邪魔になりやすいものです。破棄に限らず売買も含めた処分方法についてご紹介します。
単にゴミとしてそのまま処分するのが最も手間が掛からない処分方法です。粗大ゴミは各自治体で大きさの定義が異なりますが、1辺の長さが30~50cm以上のものが粗大ゴミ扱いになる自治体が多いようです。電話やインターネットで事前申し込みを行い、引き取り日に予め前払いしておいた領収書(受付書)を現物に貼り付けて指定場所、指定時間に出すと引き取ってくれます。
年代物や人気車種のカウルであれば、必要としている方が居ればオークションサイトで売買することも可能です。カウルは大きい部品なので送料が高く付くため、出品時は商品説明文に注意書きをしておくとトラブル防止に繋がります。
ネットオークションは基本的に個人売買であるため、写真撮影、出品、商品説明書き、梱包、発送手続きまで全て自分で対応する必要があります。その手間を省きながら現金化する方法としてバイクパーツの専門業者に依頼する方法があります。カウルそのままの状態で店舗などに持ち込み、査定後の金額に納得すれば売買契約が完了し、現金を受け取って全ての取引が終了します。
ゴミとして処分する方法として粗大ゴミをご紹介しましたが、廃品回収業者に引き取ってもらう方法もあります。個人の自宅や指定場所まで車で引き取りに来てくれるので手間はば省けますが、市営や民営などの粗大ゴミ回収業者に対して処分料が割高になる傾向です。
出張引き取りから廃車手続き、処分まで完全無料で処分代行してもらえるのはバイク処分.comです。不動バイクや放置バイクであっても、基本的には完全無料で処分してもらうことが出来ます。面倒な廃車手続きまでやってもらえ、廃車したことが分かる書類は後日郵送されますので安心です。
カウルを付ける理由や使われている素材、カウルの種類、カウルを処分する方法についてご紹介しました。粗大ゴミとしてコストを掛けて破棄したり、手間を掛けながらオークションに出す方法もありますが、バイク処分.comに依頼するとバイクと一緒に引き取ってもらうことも可能です。以下に手間を掛けず、処分したあとも不毛なトラブルに見舞われないように、バイク処分.comにバイクと一緒に引き取ってもらうことも検討してみてください。
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