「乗らなくなった原付を廃車したい・・・」「原付が故障して動かなくなったし廃車したい・・・」
このようにお悩みの方は多いのではないでしょうか?
しかし、廃車するとなると気になるのがどこでなら引き取ってもらえるのか、という点ですよね。
特に廃車が初めての方だとどこに行けばいいのか全くわからず不安だと思います。
そこで今回は、原付を廃車する際の引き取り先を、廃車初めての方でもわかりやすく徹底紹介いたします。
結論から申し上げますと、原付を廃車する際の引き取り先は以下の4つです。
・指定引取場所
・廃棄二輪取扱店
・不用品回収業者
・無料処分業者
基本的にはこの4つの場所に行くことで廃車することができます。
となると、気になるのはどこに廃車しに行くのが一番いいのかですよね。
1つずつ詳しくご紹介いたしますので、ご自身のご都合にあった引き取り先を訪れるようにしましょう。
指定取引場所とは公益財団「法人自動車リサイクル促進センター」が指定している、原付廃車の取引先となります。
指定引取場所でバイクを廃車する際の主なメリットは、
・全国どこにでもあるので確実に処分してもらえる。
・対象車両の場合、自分で運搬すれば無料で処分してもらえる。
の2点です。
指定取引場所は全国で約170か所あり、確実に処分してもらえます。さらに、月初めに指定取引場所が変更する場合もあるので、運が良ければ近場で原付を処理できます。
また、運搬さえしてしまえば無料で処分できるのも嬉しい点。
指定引取場所はバイク処分業者に委託した場合だと5000円ほどの料金を取られてしまいますし、廃棄二輪車取扱店の場合でも数千円~10000円ほどの料金がかかります。
ですが、指定引取場所で引き取ってもらうと無料で処分することができるのです。
しかしながら、デメリットとして自分で原付を指定場所まで運搬しなければいけません。なので軽トラなどの運搬手段を持っていない方にとっては、あまりおすすめできません。そのため指定取引場所は「軽トラなどの運搬手段を持っている」という方向きと言えるでしょう。
廃棄二輪車取扱店とは、全軽自協が指定している、廃車となった原付を引き取る業者のことです。依頼をすることによってバイクを無料で処分してくれます。主なメリットとしては
・面倒な手続きを無料でしてもらえる
・有料だが原付を引き取りに来てくれる
の2点です。
バイクを無料で処分できるという点では指定引取場所に行くのと同じですが、廃車の際の面倒な手続きも頼んだらしてくれるところが多いです。
また、有料ですが原付を自宅まで引き取りに来てくれます。大体の相場は5000円ほどですね。
デメリットは原付の状態によっては引取が有料になる可能性がある、という点です。そして、業者によって有料になる基準も異なります。
そのため複数の業者と相談してから委託する業者を決めることをおすすめします。
結論として、廃棄二輪車取扱店は「運搬手段を持っていない」「多少費用が掛かってもいいから面倒な手続きをしてもらいたい」という方にはおすすめです。
不用品回収業者とは、不要になった様々な品物をリユース・リサイクル可能なものとして回収している事業のことを指します。主なメリットとしましては
・買い取りをしてもらえる可能性がある
・ヘルメットも回収してもらえる
の2点です。
不用品回収業者の場合だと原付の状態が良ければ買取をしてもらえるので、運が良ければ処分にかかる費用を減らすことができます。
また、ヘルメットの回収もしてもらえるので、「別々に処分するのはめんどくさい」という方にはおすすめです。
しかし、不用品回収業者は費用が一番かかり、かつ中には悪質な業者も存在するので、個人的にはあまり安心できません。安全のためには業者を利用するのがおすすめです。
個人的には無料処分業者が一番おすすめです。主なメリットとしましては、
・運搬費がかからず無料で処分できる
・面倒な手続きを無料でしてくれるところもある
・身元のはっきりしている企業がしているので安心安全
の3つです。委託すれば家まで無料で原付を引き取りに来てもらえます。さらに面倒な手続きも無料でしてくれ、おまけに安全です。
ですので、「どれがいいのかお悩みの方」「廃車が初めての方」はバイク無料処分業者に委託するのが最もおすすめです。
「動かない原付」はどの引き取り先でも引き取ってもらえます。
しかし事故などでばらばらの状態の原付は指定引取場所に行った場合は組み立てる必要があります。それ以外の場所なら、ばらばらの状態でも大体は引き取ってもらえます。
また、標識交付証明書がない、ナンバープレートがないなどの場合でも廃車は可能です。
基本的には状態によって引き取ってもらえるかどうかが分かれるということですね。
バイクの処分方法は多数存在します。廃車が初めての方だと勝手がわからず、どこが一番いいのかよくわからなくなってしまうかと思います。是非こちらの記事を読んでいただいてご自分のバイクの状態にあった処分方法をみつけてください。
迷った時は一度バイクの無料処分業者に相談することをおすすめします。
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